欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/7/21

西欧

チョコ大手リンツ、米ラッセルを買収

この記事の要約

スイスのチョコレート大手リンツ&シュプルングリーは14日、米同業ラッセル・ストーバーを買収すると発表した。買収価格は明らかにしていないが、14億ドルに上ると報じられており、同社史上最大の買収となる。 ラッセル・ストーバー […]

スイスのチョコレート大手リンツ&シュプルングリーは14日、米同業ラッセル・ストーバーを買収すると発表した。買収価格は明らかにしていないが、14億ドルに上ると報じられており、同社史上最大の買収となる。

ラッセル・ストーバーは1923年の設立で、1993年に老舗チョコメーカー、ホイットマンズ(1842年創業)を買収した。94年公開の米映画「フォレスト・ガンプ」で世界的に有名になった。従業員数は2,700人、売上高は5億ドル。

リンツは今回の買収により、米高級チョコ市場で最大手に浮上するほか、北米チョコ市場でも3位に付ける見通しだ。