東洋エンジニアリングは1月31日、ロシアの石油会社イルクーツクオイルカンパニー(INK)子会社のイルクーツク・ポリマー・プラント(IPP)から石油化学プラントを受注したと発表した。東シベリアのイルクーツク州ウスチクートに、油田の随伴ガスを利用したエチレンとポリエチレン(年産量各65万トン)の生産施設を整備する。
INKはイルクーツク州最大の上流開発会社。同社が所有する油田では随伴ガスを燃焼処理していたことから、石化プラントの建設は資源の有効活用と環境負荷の軽減につながると期待されている。
東洋エンジニアリングはINKと2011年に包括技術契約を結び、事業の近代化を支援してきた。