欧州委員会が2月27日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は106.1となり、前月の106.3から0.2ポイント低下した。ESIは8カ月連続で悪化。16年11月以来、約2年ぶりの低水準に後退した。
分野別では製造業が1ポイント、建設業が2ポイント低下した。サービス業は1.1ポイント、小売業と消費者は0.5ポイントの幅で改善した。
EU28カ国ベースのESIは、前月を0.9ポイント下回る105.3だった。主要国は英国が4.5ポイント低下と大幅に悪化。このほかイタリアが1.6ポイント、フランスが0.9ポイント、ドイツが0.1ポイント低下した。スペインは横ばいだった。