英政府統計局が25日発表した2014年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.8%増となり、6期連続でプラス成長となった。伸び率は前期と同水準。リーマンショックに伴う金融危機に見舞われる前の2008年1~3月期の成長率を0.2ポイント上回った。前年同期比では3.1%増となり、07年10~12月期以来の高水準となった。
分野別では建設業が前期比0.5%減となったが、英経済の柱であるサービス業が1%増と、12年7~9月期以来の高い伸びを記録。このほか鉱工業が0.4%、製造業が0.2%の幅で伸びた。