ポルトガル電力最大手、資産売却で60億ユーロ調達

ポルトガル電力最大手のEDPは12日、国内などでの資産売却によって60億ユーロを調達する計画を発表した。同資金は欧米を中心とする再生可能エネルギー事業の強化に充てる。

売却するのはポルトガルとスペインの火力発電所。売却予定額は20億ユーロに上る。さらに、資産を売却して他の資産を取得する資産転換によって40億ユーロを調達する計画だ。

EDPは2019~22年の4年間で120億ユーロを投じ、北米と欧州、南米事業を強化する計画。うち75%を再生可能エネルギー事業に投資する。資産売却で得た資金は同計画に活用される。投資額のうち40%は米国、35%は欧州、25%は南米向けとなる。

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