現代エンジ、ポーランド化学工場のターンキー契約受注

ポーランド化学最大手のグルパ・アゾティはこのほど、国内に化学工場を新設する事業のターンキー契約を韓国の現代エンジニアリングと結んだことを明らかにした。契約額は最大10億ユーロ。計画段階からライセンス、製品製造に必要な触媒の取得を合わせた投資額は11億8,000万ユーロとなる見込みだ。

同工場はポーランド北西部のシチェチンにプロピレンの生産施設に建設される。プロピレンとポリプロピレンの年産能力は40万トンずつとなる予定。

アゾティによると、同事業の入札にはフランスとイタリアのプラント建設大手の企業連合も参加していた。

契約締結は今年4月以降で、2022年6月までに試験操業を開始する。商業生産は同年の10月以降となる見通し。

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