仏ソシエテ・ジェネラル、1600人を削減

仏大手銀行のソシエテ・ジェネラルは9日、業績不振を受けて1,600人を削減すると発表した。2月に打ち出したコスト圧縮計画に沿ったもので、全従業員の約8%が削減されることになる。

削減は投資銀行、法人向け業務部門が中心。フランスで750人を削減する。残りはニューヨーク、ロンドンなど海外拠点で実施する。

超低金利の長期化で経営が厳しい状況が続いているソシエテ・ジェネラルは2月、18年10~12月期の業績悪化を受けて、コストを5億ユーロ削減する計画を発表していた。同行は人員削減のほか、商品取引と不動産取引部門を閉鎖。債券部門を縮小する。

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