フィアット、部品部門の売却が完了

欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は2日、自動車部品部門マニエッティ・マレリのカルソニックカンセイへの売却が完了したと発表した。誕生する新会社は売上高が約146億ユーロに達し、世界7位の独立系自動車部品メーカーとなる。

FCAは2018年10月、カルソニックカンセイが親会社の持ち株会社CKホールディングスを通じて、マニエッティ・マレリを買収すると発表していた。合意した買収額は62億ユーロだったが、マニエッティ・マレリの最新の財務状況に基づいて見直し、58億ユーロに減額された。

CKホールディングスは買収に伴い、社名を「マニエッティ・マレリCKホールディングス」に変更した。

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