クロアチアEVメーカーが現代自と提携、8千万ユーロの出資受け入れ

クロアチアの電気自動車(EV)メーカー、リマック・アウトモビリは14日、韓国の現代自動車グループと戦略提携契約を交わしたと発表した。現代自が6,400万ユーロ、傘下の起亜自動車が1,600万ユーロを出資する。2020年までに現代自の高性能ブランド「N」のミッドシップ・スポーツカーのEVモデルと、高性能燃料電池車(FCV)を共同開発する計画だ。

リマックはスポーツカーのほか、高電圧バッテリー、駆動システム、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)などを手掛けている。同社のマテ・リマック最高経営責任者(CEO)は「現代自という強力なパートナーを得たことで、電動部品メーカーとしての地位も高まると確信している」と述べた。

リマックは独ポルシェが昨年7月に同社株10%を取得している。

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