欧州委員会が7月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は102.7となり、前月の103.3から0.6ポイント低下した。悪化は2カ月連続。消費者を除いて落ち込んだ。
分野別では製造業が1.8ポイント、サービス業が0.4ポイント、小売業が0.8ポイント、建設業が2.6ポイントの幅で前月から低下した。消費者は0.6ポイント改善した。
EU28カ国ベースのESIは、前月を0.3ポイント下回る102.2。主要国はドイツが2.4ポイント、英国が0.8ポイント低下した。イタリアは1.4ポイント、スペインは0.6ポイント上昇。フランスは横ばいだった。