トルコ中央銀行は12日、主要政策金利である7日物レポ金利を3.25ポイント引き下げ、16.5%に設定した。利下げは7月に続き今年2回目。市場は2.75ポイントの引き下げを予想していた。物価の急騰...
2019/9/16
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トルコ中銀が追加利下げ、政策金利16.5%に
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この記事の要約
「現行の金融政策は今後のインフレ率低下の予想図とおおむね合致している」としつつ、インフレ期待の抑制と景気浮揚を両立させるため「慎重な金融政策が必要」との見解を示した。
インフレ率の低下を利下げの理由としていたものの、金融緩和に慎重だったチェティンカヤ前中銀総裁がエルドアン大統領に解任された直後の大幅な利下げであったことから、市場では同大統領からの圧力があったと受け止められた。
チェティンカヤ前総裁に代わり就任したウイサル総裁がさっそく金融緩和にかじを切ったことに気を良くした大統領は今月8日、政策金利を近いうちに1ケタ台に引き下げ、それに伴いインフレ率も1ケタ台に鈍化するとの見通しを示していた。
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