川崎重工、伊高級二輪ビモータと合弁会社設立

川崎重工業は6日、イタリアの高級自動二輪車メーカー、ビモータと合弁会社を設立したと発表した。ビモータの支援が目的で、合弁会社は同社ブランドの高級自動二輪車の製造・販売を手がける。

ビモータは1972年に販売を開始した企業。独創的な高級二輪車作りで高く評価されているが、このところ経営不振で休眠状態となっていた。

川崎重工は同社の再生を支援するため、欧州法人の川崎モーター・ヨーロッパが4月、ビモータの二輪車を製造販売する「イタリアン・モーターサイクル・インベストメント」(IMI)をイタリアに設立した。このほどビモータが出資し、合弁会社となる。これに伴い、IMIは社名を「ビモータSPA」に変更する。

川崎重工は合弁会社にエンジンなどを供給し、ビモータの再生を支援していく。

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