ユーロ圏失業率、11月も7.5%

EU統計局ユーロスタットが9日に発表した11月のユーロ圏の失業率は7.5%となり、前月から横ばいだった。景気は減速傾向にあるが、雇用の回復は進んでおり、失業率は2008年7月以来の低水準となっている。(表参照)

EU28カ国ベースの失業率は前月と同水準の6.3%。主要国はドイツが3.1%、フランスが8.4%、イタリアが9.7%、スペインが14.1%だった。域内最悪のギリシャは9月時点で16.8%と依然として高水準だが、前月から0.1ポイント縮小した。

同月の失業者数は、ユーロ圏が前月を1万人下回る1,231万5,000人、EUが3万4,000人増の1,558万2,000人と推定されている。

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