自動車部品大手の独コンチネンタルは6日、米テキサス州ニューブローンフェルズに新工場を建設すると発表した。需要が急速に伸びている運転支援システム向けのレーダーセンサーを生産する。
今後3年間で総額約1億ユーロを投資し、工場を設置する。今年半ばに着工。来年からまずは130人体制で生産を開始する。
コンチネンタルは同地で運転支援システムを開発・生産している。雇用規模は450人。また、ニューブローンフェルズから25キロ離れたシギーンではレーダーセンサーを製造している。新工場の設置によりレーダーセンサーの生産能力を拡大する。
同社の運転アシストシステムの売上高は昨年、20億ユーロを超えた。2017年と18年の同新規受注高が計60億ユーロに上ったことから、売上高は今後、大きく増える見通しだ。