ポーランドのLNG企業、気化施設を拡張

ポーランドで液化天然ガス(LNG)ターミナルを運営するポルスキエLNGは2月25日、オーストリアの建設大手ポル、独LNGプラント大手TGEと、同国北西部シフィノウイシチェにあるLNG気化施設の拡張事業に関する契約を結んだ。同国のパイプライン運営事業者ガスシステムによると、契約には施設の設計と建設工事が含まれる。拡張により同施設の気化能力は年間50億立方メートルから75億立方メートルに拡大する。

ポルとTGEが設置するのはサブマージド・コンバスション(水中燃焼)方式(SCV)の2つの気化設備。2021年中の工事完了を見込む。

計画にはこのほか、2つ目となるタンカー関連施設、3つ目のLNGタンクのほか、タンクローリーやタンクコンテナ用充てん施設の設置も含まれている。

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