起亜自のスロバキア工場、「エックスシード」PHVの生産開始

韓国の起亜自動車は4日、スロバキア北部のジリナ工場でクロスオーバーSUV「エックスシード」のプラグインハイブリッド(PHV)モデルの生産を開始した。2020年下期の欧州市場投入を予定している。

「エックスシード」はコンパクトカー「シード」をベースとしている。同社によると、「シード」シリーズの昨年の販売数は前年から46%伸びた。

起亜自動車は今回の生産開始に先立ち、同工場で「シード・スポーツワゴン」のPHVモデルの生産も開始していた。両PHVが電力のみで走行できる距離は、「スポーツワゴン」が60キロメートル、「エックスシード」が58キロメートルとなっている。

ジリナ工場は2006年5月、起亜の欧州初の生産拠点として設立された。昨年は34万4,000台を生産した。

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