欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2020/5/11

西欧

アリタリア、最後の長距離便も運休

この記事の要約

アリタリアは新型コロナウイルス感染拡大前に毎日500便を運航していたが、現在は9割が運休している。

ニューヨーク便はアリタリアが新型コロナウイルス感染拡大後も継続していた最後の長距離線だった。

同社は声明で、ニューヨークで新型コロナの感染拡大が続き、同便の4月後半の10日間の需要が急落したことから、運休に踏み切ったとしている。

経営難で国有化が決まった伊アリタリア航空は4日、ローマとニューヨークを結ぶ直行便の運航を5日から5月末まで停止すると発表した。これによって、すべての長距離線が運休となる。

アリタリアは新型コロナウ...