フィンランド航空最大手のフィンエアー(フィンランド航空)は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運休していたアジア路線の一部の運航を7月1日から再開すると発表した。日本路線が対象に含まれる。
運航を再開するのはヘルシンキと成田、大阪、名古屋、北京、上海、香港、シンガポール、ソウル、バンコクを結ぶ路線。ただ、通常より便数を30%程度減らす。
同社は4月1日から全便のうち90%の運航を停止してきた。今後は各国の渡航制限解除や需要回復に応じて運航を徐々に再開する方針。欧州でも7月からパリ、ブリュッセル、モスクワ、プラハ便など26路線を再開する予定だ。8月からはローマ、マドリード、ワルシャワ便などを再開するという。
新規就航が延期されていた羽田便については、11月に就航する予定だ。