コソボ初の電子決済サービスが運用開始、リトアニア企業が提供

電子決済サービスを提供するリトアニアのペイセラはこのほど、コソボ中央銀行から同国初となる同種サービスの営業許可を取得したことを明らかにした。デビットカードの発行や、アプリを利用した電子送金およびオンライン決済などのサービスを提供していく。今後同国でシステムエンジニア20人以上を雇用する予定だ。

ペイセラによると、コソボの企業や個人が欧州連合(EU)諸国に送金する際の手数料は現在25ユーロかかる。これを同社のサービスを利用することで、個人送金はEU内であれば無料、企業からの送金は1ユーロで済むようになるほか、ドイツなどからコソボに送金する際の利便性も高まるという。

ペイセラは米アップルやグーグル、韓国サムスンのシステムを利用したモバイル決済や、企業向けの決済システムも提供している。

上部へスクロール