ユーロ圏景況感、7月も改善

欧州委員会が7月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は82.3となり、前月の75.8から6.5ポイント上昇した。新型コロナウイルスの影響でストップしていた経済・社会活動の再開が進み、消費者、建設業を除いて改善した。

ESIの上昇は2カ月連続。分野別では製造業が5.4ポイント、サービス業が9.4ポイント、小売業が4.1ポイントの幅で改善した。建設業は1ポイント、消費者は0.3ポイントの低下となった。消費者は家計不安が続いていることが影響したとみられる。

EUのESIは前月を6.9ポイント上回る81.8。主要国はスペインが7.5ポイント、イタリアが6.7ポイント、ドイツが6.5ポイント、フランスが4.8ポイントの幅で改善した。

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