欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/9/8

東欧・ロシア・その他

ポーランド金融当局、仏銀のBGZ買収を承認

この記事の要約

ポーランドの金融監督当局は2日、食糧経済銀行(バンク・ゴスポダルキ・シノシウィ=BGZ)を仏最大手銀行BNPパリバが買収する計画を承認したと発表した。BNPパリバは昨年12月、BGZの株式98.5%を親会社のオランダ大手 […]

ポーランドの金融監督当局は2日、食糧経済銀行(バンク・ゴスポダルキ・シノシウィ=BGZ)を仏最大手銀行BNPパリバが買収する計画を承認したと発表した。BNPパリバは昨年12月、BGZの株式98.5%を親会社のオランダ大手銀行ラボバンクから45億ズロチ(約10億7,000万ユーロ)で取得することで合意していた。

BGZは資産総額で国内11位の銀行。農業、地方のインフラ整備への貸付けを中核事業とし、約400支店を展開している。同行はBNPパリバのポーランド部門であるBNPパリバ・ポルスカに統合されるが、引き続き独自のブランド名で営業を行う。

BNPパリバ・ポルスカはBGZ統合によって、資産額ベースでポーランド8位の銀行となる。