ポーランドの金融監督当局は2日、食糧経済銀行(バンク・ゴスポダルキ・シノシウィ=BGZ)を仏最大手銀行BNPパリバが買収する計画を承認したと発表した。BNPパリバは昨年12月、BGZの株式98.5%を親会社のオランダ大手銀行ラボバンクから45億ズロチ(約10億7,000万ユーロ)で取得することで合意していた。
BGZは資産総額で国内11位の銀行。農業、地方のインフラ整備への貸付けを中核事業とし、約400支店を展開している。同行はBNPパリバのポーランド部門であるBNPパリバ・ポルスカに統合されるが、引き続き独自のブランド名で営業を行う。
BNPパリバ・ポルスカはBGZ統合によって、資産額ベースでポーランド8位の銀行となる。