リトアニア通信大手とエリクソンが5Gで提携、華為を排除

リトアニアの通信大手テリア・リエトゥバはこのほど、スウェーデンの通信機器大手エリクソンとモバイル通信網の改修および第5世代(5G)移動通信サービスの展開で協力することで合意した。テリアは来年から3年間かけて2,000カ所の中継所を改修し、中国の通信大手華為技術(ファーウェイ)製の機器を撤去する。リトアニアは9月、事実上の華為製品の締め出しにつながる米国との5Gインフラ開発提携に合意している。

テリア・リエトゥバはスウェーデン通信大手テリアのリトアニア子会社。同国で5Gの商用モバイル事業を早期に開始する意向を示しており、政府の周波数オークションの実施を待っている。

テリアは2019年に初めての商用5G通信サービスをフィンランドで開始し、ノルウェーやスウェーデンにも同様のサービスを拡大した。今後デンマークでも5G事業を推進していく予定だ。

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