オーストリアのピーラー、ブルガリアで電動自転車生産

オーストリアの自動二輪・自転車大手ピーラー・モビリティは21日、ブルガリアの大手自転車メーカー、マックスコムと折半出資の合弁会社を設立し、現地で電動自転車を生産すると発表した。6,000万レフ(3,070万ユーロ)を投じ、プロブディフ近郊のトラキア経済区(TEZ)に工場を設置する。電動二輪車の生産も視野に入れている。

新工場の年産能力は約35万台。2023年下期の試運転開始を予定する。13.1ヘクタールの敷地には国外のサプライヤーも生産施設を設置できる。

マックスコムは1996年の設立。2001年からピーラー向けOEM生産を行っており、製品の95%を欧州市場に出荷している。プロブディフの本社工場は面積4万平方メートルで、年産能力は40万台以上。

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