コロナ禍の影響で経営破綻した英国の地域航空会社フライビーは17日、2022年初めに運航を再開すると発表した。英中部のバーミンガム空港を新たな拠点として、国内線と欧州路線を運航する。
フライビーは欧州最大級の地域航空会社で、イングランド南西部のエクセター空港を拠点に英国の地方路線や欧州路線を運航していた。しかし、19年頃から燃料コストの増大などで経営が悪化。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、20年3月に破綻した。
同社は20年10月に米ヘッジファンド系企業に買収され、新経営陣の下で再建に取り組んできた。拠点をバーミンガム空港に移し、運航を再開する。運航する路線など詳細は未定だ。