欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/10/20

西欧

ルフトハンザ、アブダビ線を廃止

この記事の要約

独航空最大手のルフトハンザは16日、フランクフルトとアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを結ぶ路線を2015年夏に廃止すると発表した。アブダビに本拠を置く国営エティハド空港がコードシェア便を利用して独~アブダビ間のフライ […]

独航空最大手のルフトハンザは16日、フランクフルトとアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを結ぶ路線を2015年夏に廃止すると発表した。アブダビに本拠を置く国営エティハド空港がコードシェア便を利用して独~アブダビ間のフライトを大幅に拡充した結果、同路線が供給過多に陥り、採算が取れなくなったためと説明している。独当局は同問題を重視しており、アレクサンダー・ドブリント交通相は15日、UAEとの航空協定見直しに向けて協議する考えを明らかにした。

ルフトハンザはフランクフルト~アブダビ線を1日1便運行している。エティハドは同2便で、出資するエア・ベルリンなどとのコードシェア便を含めると独~アブダビ線は週49便に達する。