3月の英新車販売、半導体不足で98年以来の低水準

英自動車工業会(SMMT)が5日に発表した3月の新車販売(登録)台数は24万3,479台となり、前年同月から14.3%減少した。半導体不足による生産減少の影響で、3月の実績としては1998年以来の低水準に落ち込んだ。

半導体不足のほか、燃料費の高騰も新車需要を押し下げた。SMMTはロシアのウクライナ侵攻の影響でサプライチェーンの圧迫がさらに深刻化し、今後も生産、販売が減る恐れがあるとしている。

一方、電気自動車(EV)の販売は前年同月比78.7%増の3万9,315台に拡大し、単月の過去最高を更新。新車販売全体の16.1%を占め、19年通期の販売台数を上回った。

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