独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手シュコダ は来年、新車種の開発で大型投資を計画している。現在の5車種から引き上げ、これまでで最高にする方針だ。同社で技術開発を担当するエックハルト・ショルツ取締役が4日、パリモーターショー(10月2~17日)でチェコのCTK通信に明らかにした。
\同取締役によると、シュコダは現在、コンパクトなファミリーカーの開発を進めているほか、「オクタビア」のステーションワゴンをシンプルにした低価格車の開発も計画している。中国やインド、ロシアなど成長市場での販売強化を狙う。また、親会社VWの「パサート」との競争にさらされている「スペルブ」についても、フラッグシップモデルを開発するとした。
\なお、シュコダはパリモーターショーで、同社初の電気自動車(EV)「オクタビア グリーンEライン」を発表した。「オクタビア」の低燃費車「グリーンライン」をベースにVWと共同で開発した。来年から生産を開始する予定で、まず20台を使ってテスト走行を実施するという。
\