2010/1/6

ポーランド

韓国STX、ポーランド企業連合と中東欧で風力開発へ

この記事の要約

造船を中心とする韓国の企業グループSTXが、ポーランドの企業連合と連携して中東欧で風力発電ファームの造成に乗り出す。聨合通信が12月23日伝えたところによると、STXはポーランドの再生可能エネルギー関連企業であるビジネス […]

造船を中心とする韓国の企業グループSTXが、ポーランドの企業連合と連携して中東欧で風力発電ファームの造成に乗り出す。聨合通信が12月23日伝えたところによると、STXはポーランドの再生可能エネルギー関連企業であるビジネスコンサルティング・グループ(BCG)、グリーンエナジーとの共同事業を実施することで合意。今年から2013年まで、中東欧に計140基の風力タービンを供給する。

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BCGとグリーンは、ポーランド、ハンガリー、チェコ、ルーマニア、ブルガリアなど中東欧各地でそれぞれ40~120メガワット(MW)の風力発電ファーム建設を計画している。両社が候補地の実地調査や環境影響評価、当該国政府や欧州連合(EU)からの許可取得などを担当し、STXがグループの風力発電子会社STXウインドパワーを通じて風力タービンを供給、設置から運営まで行う。同社が供給するのは1.5MWと2MW級のタービンで、受注額は計3億ユーロに達するという。

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STXは2009年7月にオランダの風力タービンメーカーを買収、同社をSTXウインドパワーと改称して風力発電市場に参入。以降、ルーマニアで2MW級風力タービンを6機受注するなど、早くも中東欧で実績を挙げていた。STXでは風力関連のグループ売上高を2015年までに12億6,000万米ドルに伸ばす目標を掲げている。

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