2010/2/3

ポーランド

肥料大手ZCP、生産を削減

この記事の要約

ポーランド2位の肥料メーカーであるZaklady Chemiczne Police(ZCP)は1月27日、生産を縮小すると発表した。厳冬の影響でガスの供給量が減少していることを受けた措置で、アンモニアの生産量を17%、尿 […]

ポーランド2位の肥料メーカーであるZaklady Chemiczne Police(ZCP)は1月27日、生産を縮小すると発表した。厳冬の影響でガスの供給量が減少していることを受けた措置で、アンモニアの生産量を17%、尿素を15%それぞれ削減する。

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石油・ガス採掘公社(PGNiG)は厳冬により一般家庭でガス需要が増加しているため、ZCPへの供給量を15%削減していた。ZCPのココトフスキ副最高経営責任者(CEO)は生産縮小について、「状況は深刻であり、尿素とアンモニアの出荷に響く可能性もある」と懸念を表明。一方、バンク・ミレニアムのアナリスト、ブチンスキ氏は、「生産縮小の影響はガス供給の減少がどれ位の期間続くかによる」と指摘、「1週間程度なら問題ない」とコメントしている。

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27日付けのブルームバーグによると、今年1月のワルシャワの平均気温は1987年以降で最も低い水準となった。PGNiGでは、国内のガス消費量は摂氏マイナス20度以下の場合、1日当たり6,500万立方メートルに達するとしている。

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