独電機大手シーメンスは、今後2年間でチェコ北東部のモヘルニツェ(Mohelnice)工場の従業員を200人以上増員する。チェコ経済ニュースサイト『Profit.cz』などが1月29日付で伝えた。次世代汎用低圧モーターの生産を同工場に集約するため。
\同社は一方で、独中部のバート・ノイシュタット・アン・デア・ザーレ工場でモーター生産に携わる840人を人員整理すると発表。チェコへの生産集約で、利益率向上を狙う。
\『Profit.cz』によると、モヘルニツェ工場の従業員数は2009年1年間で500人削減され、現在約1,500人。チェコのシーメンス・モーター部門は2008年9月期に96億コルナの黒字を計上したが、09年9月期で1億7,000万コルナの赤字に転落した。(1CZK=4.9JPY)
\