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2010/2/10

ハンガリー

韓国タイヤ、第2期生産ライン稼動前倒し

この記事の要約

世界7位のタイヤメーカーである韓国タイヤは、ハンガリー工場の第2期生産ラインの稼動開始を半年前倒しし、今年末とすることを決めた。2日付けの現地紙『ヴィラーグガズダシャーグ』が報じた。\ 同社は2007年から中部フェイェー […]

世界7位のタイヤメーカーである韓国タイヤは、ハンガリー工場の第2期生産ラインの稼動開始を半年前倒しし、今年末とすることを決めた。2日付けの現地紙『ヴィラーグガズダシャーグ』が報じた。

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同社は2007年から中部フェイェール県のラーチャルマーシュ(Racalmas)に工場を構える。08年9月にスタートした第2期工事では2億3,000万ユーロを投じ、工場の総面積を現在の5万8,000平方メートルから16万5,000平方メートルに拡大。11年8月までにフル稼働体制に入り、生産能力を現行の1日当たり1万5,000本から倍増させ、年産1,000万本とすることを目標にしている。生産の拡大に共に、従業員も1,250人から1,900人に増やす予定だ。

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ラーチャルマーシュ工場で生産されるタイヤは90%が欧州市場へ出荷されている。

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