2010/2/17

ハンガリー

製薬大手エージス、09年10-12月に減収減益

この記事の要約

ハンガリー製薬2位のエージス・ファーマシューティカルズが10日発表した2009/10年度第1四半期(09年10~12月)連結決算の純利益は41億2,000万フォリントとなり、前年同期から15%減少した。前年同期にポーラン […]

ハンガリー製薬2位のエージス・ファーマシューティカルズが10日発表した2009/10年度第1四半期(09年10~12月)連結決算の純利益は41億2,000万フォリントとなり、前年同期から15%減少した。前年同期にポーランドで医薬品登録システムが改正されることを受けて出荷を前倒ししたため利益が膨らんだ反動が出た。この特殊要因を除けば3%の増益だったとしている。

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売上高は前年同期比6%減の274億フォリントだった。国内売上高は前年同期比5%増の80億6,800万フォリント。輸出額は1億540万米ドルで、前期から2%減少した。フォリントベースでは193億3,400万フォリントで、10%の減収となった。地域別ではロシア・独立国家共同体(CIS)が2%マイナスの4,701万7,000ドル、ハンガリーを除く中東欧が2%減の4,468万ドルだった。

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医療系調査会社のIMSヘルスによると、エージスの09年10~12月期の国内医薬品市場におけるシェアは5.2%で、国内5位につけた。(1HUF=0.45JPY)

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