独シーメンスの電動機製造子会社であるチェコのSiemens Elektromotoryがこのほど発表した2009年9月通期決算は最終利益が1億390万コルナとなり、前年度から6,550万コルナ減少した。売上高も22億8,000万コルナ減の73億2,000万コルナに大幅後退。経済危機で取引先が在庫調整に迫られたことで、受注高は50%以上落ち込んだ。
\Siemens Elektromotoryはチェコ東部の北モラビア地方にある2カ所(Frenstat pod Radhostemとモヘルニツェ)の工場で低電圧の電動機を製造し、ポンプ、コンプレッサー、冷暖房設備メーカーに納品している。受注減で稼働率も落ちたため、昨年度は大規模な人員削減を実施。9月末の従業員数は2,502人となり、前年度から1,090人減少した。(1CZK=5.0JPY)
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