ロシアの石油大手ルクオイルの傘下にあるウクライナの石油化学会社カルパトネフテヒム(KNK)は、11月から国内で初めてポリ塩化ビニール(PVC)の生産を開始する。業界サイトの『Eplastics-pl』が、同社のCzmichalov社長の発言を引用して伝えた。
\同社長によると、PVC工場は同国西部カルシュに建設される。投資総額は2億3,400万米ドル。年産30万トンを予定しているという。
\ウクライナはこれまで国内需要のPVCのすべてを輸入に依存していた。KNKは生産量の60%を国内で販売、残り40%をロシアや東欧諸国、アジアに輸出することを計画している。
\