エネルギー制御システム大手の米ウッドワードガバナーはこのほど、クラクフ経済特区内のニェポウォミツェ(Niepolomice)に工場を開設したと発表した。ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)が13日発表した。
\ウッドワードガバナーは2005年からクラクフで操業している。08年末に新工場の建設許可を取得、09年4月に着工した。新工場の総面積は6,500平方メートルで、オフィスや研究開発センターも併設する。雇用規模は110人を見込む。
\クラクフ工場の開設についてウッドワードガバナーのジェンドロン会長は、「世界市場におけるウッドワードガバナーの競争力向上に貢献するものだ」とコメントした。
\米コロラド州に本社を置くウッドワードガバナーは10カ国28カ所に拠点を構え、原動機用自動制御装置、システムの研究、開発、製造、販売、アフターサービスを手がける。従業員は5,500人。
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