2010/5/26

チェコ・スロバキア

チェコ企業の温暖化ガス排出量、09年は9%減少

この記事の要約

欧州の温暖化ガス排出権取引(EU-ETS)に参加しているチェコ企業が2009年に排出した温暖化ガス(二酸化炭素=CO2換算)は7,380万トンとなり、前年から9%減少した。国営の電力市場運営機構(OTE)がこのほど明らか […]

欧州の温暖化ガス排出権取引(EU-ETS)に参加しているチェコ企業が2009年に排出した温暖化ガス(二酸化炭素=CO2換算)は7,380万トンとなり、前年から9%減少した。国営の電力市場運営機構(OTE)がこのほど明らかにした。

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OTEによると、排出量が最も多かったのは国営電力CEZが運営する国内最大の石炭火力発電所Prunerovで、907万トンを排出した。同じくCEZが運営するPocerady発電所が668万トンで2位。アルセロールミタルのチェコ工場が466万トンでこれに続いた。

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非営利・非政府組織であるプラハの輸送・エネルギーセンター(CDE)によると、チェコ企業が昨年取得したCO2排出権は861万トン、金額にして計45億コルナに上った。最大の購入者はアルセロールミタルで、230万トン分の排出権を8億4,900万コルナで取得。CEZは220万トンを8億1,600万コルナで購入した。(1CZK=4.3JPY)

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