2010/6/2

ポーランド

PKNオルレン、東部でシェールガス発見

この記事の要約

ポーランド石油大手PKNオルレンが、東部ルブリン地方でシェールガス鉱床を発見した。5月25日付けの現地経済紙『ジェンニク・ガゼタ・プラヴナ』が報じた。\ シェールガスは頁岩と呼ばれる地中の岩盤層に閉じ込められた天然ガスで […]

ポーランド石油大手PKNオルレンが、東部ルブリン地方でシェールガス鉱床を発見した。5月25日付けの現地経済紙『ジェンニク・ガゼタ・プラヴナ』が報じた。

\

シェールガスは頁岩と呼ばれる地中の岩盤層に閉じ込められた天然ガスで、タイトサンドガス、コールベッドメタンと並ぶ新たな天然ガス資源として注目を集めている。PKNオルレンによると、地震探査により地下2.5~4.5キロメートル地点の頁岩層に鉱床が確認された。同社では今秋にも掘削を開始する方針だが、シェールガスの掘削には高度な技術が必要なため、この分野で経験豊富な外国石油大手との提携を検討中。すでに米国のシェルやU.S.エネジーレーン、サウスウェストエナジーなどが名乗りを挙げているという。

\

ポーランドには3兆立方メートルのシェールガスの埋蔵量があると推定されており、コノコフィリップス、エクソンモービル、マラソンオイルなど米国の石油大手が相次いで探査に乗り出している。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |