仏重電大手アルストムは19日、ロシアの鉄道車両メーカー・トランスマシュホールディング（TMH）、カザフスタン国鉄とカザフスタンに合弁会社を設立することで合意した。合弁会社はカザフ国内で電気機関車を生産する。
\アルストムによると、機関車用の部品は同社の仏ベルフォール工場から輸出するが、段階的にカザフ国内での部品調達を拡大する。生産された電気機関車はまずカザフ国内に供給。将来的には旧ソ連の周辺国への輸出も視野に入れるという。
\アルストムとTMHの2社はまた、ロシア国内に鉄道関連部品を生産する合弁会社を設立した。両社は昨年3月、資本提携を結び、アルストムがTMH株式の25％を取得した。
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