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2010/7/7

ハンガリー

製薬大手リヒター、新薬臨床試験に失敗

この記事の要約

ハンガリー製薬大手ゲデオン・リヒターは6月29日、米同業フォレスト・ラボラトリーズと共同開発している糖尿病性神経因性疼痛治療薬「Radiprodil(RGH-896)」の第2相臨床試験(フェーズ2)が失敗したことを明らか […]

ハンガリー製薬大手ゲデオン・リヒターは6月29日、米同業フォレスト・ラボラトリーズと共同開発している糖尿病性神経因性疼痛治療薬「Radiprodil(RGH-896)」の第2相臨床試験(フェーズ2)が失敗したことを明らかにした。

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フェーズ2は、18~75才までの糖尿病性神経因性疼痛患者の男女458人を対象に、14週間にわたりプラセボ対照方式と実薬対照方式の双方で比較試験を実施。この結果、Radiprodilを投与したグループは、プラセボを投与したグループと比較して、主要評価項目(プライマリー・エンドポイント)である平均疼痛スコアの有意な低下が認められなかった。

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リヒターとフォレストはフェーズ2の結果を再精査したうえで、Radiprodil開発の次の段階に向けた検討に入る方針だ。

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