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2010/7/28

ハンガリー

医薬品大手テバ、ハンガリー工場の生産能力強化

この記事の要約

世界最大の後発医薬品(ジェネリック)メーカーであるイスラエルのテバ・ファーマスーティカルズは、ブダペスト近郊ゲデレーにある無菌製品工場の生産能力を拡大するとともに、同地で研究開発センターの設立を検討している。ヤナイ最高経 […]

世界最大の後発医薬品(ジェネリック)メーカーであるイスラエルのテバ・ファーマスーティカルズは、ブダペスト近郊ゲデレーにある無菌製品工場の生産能力を拡大するとともに、同地で研究開発センターの設立を検討している。ヤナイ最高経営責任者(CEO)が21日付の現地紙『ヴィラーグガズダシャーグ』のインタビューで明らかにした。

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ヤナイCEOによると、ハンガリーでの生産は1995年の進出時と比べ7倍の規模に拡大しており、同国はテバの欧州事業においてスペイン、ドイツ、チェコと並ぶ柱に成長している。

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テバは世界60カ国以上で事業を展開しており、従業員3万8,000人を擁する。ハンガリーではデブレツェン、シャヨーバーボニーに生産工場を、ゲデレーに物流センターを構える。デブレツェン工場では先ごろ、200億フォリントを投じて建設した医薬品の包装ラインが稼動を開始した。

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