欧州第2位の銅メーカーであるKGHMが13日発表した2010年4-6月期の純利益は15億125万ズロチとなり、前年同期の8億4,476万ズロチから77.7%も増加した。銅の価格が1.5倍に急騰したのに加え、出荷量が14%拡大したことが大幅増益につながった。
\売上高は44.2%増の39億2,502万ズロチ、営業利益は91.6%増の18億5,834万ズロチ、税引き前利益は91.9%増の18億4,905万ズロチだった。
\1-6月期の純利益は22億2,664万ズロチで前年同期から51.2%拡大した。従来の通期目標である28億9,000万ズロチの8割近くに達しており、KGHMは来月に新たな利益目標を発表する予定だ。ロイター通信が実施したアナリスト調査では、34億~40億ズロチに上方修正されると見込まれている。(1PLN=26.60JPY)
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