中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2011/2/23

総合・マクロ

中東欧の新車販売、10年は4.9%減

この記事の要約

自動車市場関連のデータを収集・提供している英JATOダイナミクスが15日発表した中東欧の2010年の自動車販売台数は88万43台と、前年から4.9%減少した。国別ではハンガリー(27.9%減)ルーマニア(18.3%減)ス […]

自動車市場関連のデータを収集・提供している英JATOダイナミクスが15日発表した中東欧の2010年の自動車販売台数は88万43台と、前年から4.9%減少した。国別ではハンガリー(27.9%減)ルーマニア(18.3%減)スロバキア(22.6%減)の減少幅が大きかった。一方、ラトビアは18.6%増で伸び率トップだった。

\

ブランド別販売実績は、シュコダが前年比4.7%増の12万7,053台で首位。フォルクスワーゲン(VW、3.9%増の7万6,491台)、フォード(8.6%減の6万4,928台)、ルノー(5.6%減の6万3,727台)、オペル(3.5%増の5万5,270台)が上位を占めた。車種別販売実績ではシュコダ「オクタビア」が7.7%増の6万3,014台でトップとなり、シュコダ「ファビア」(12.1%減の3万9,862台)、ダチア「ロガン」(15.2%減の3万1,246台)、VW「ゴルフ」(1.2%減の2万4,799台)、フォード「フォーカス」(5.3%増の2万3,244台)が次いだ。カテゴリー別では、ダチア「ダスター」、現代自「IX35」、三菱自「ASX」などニューモデルの投入が相次いだ中型SUVが41.6%増の7万5,863台と最も高い増加率を示した。

\