ルーマニア乗用車販売台数は1月に4,399台となり、前年同月から16%増加した。新車買
\い替え奨励措置が1月末で打ち切られるのを前に、駆け込み需要が増えたもようだ。しかし、前月比では34.9%も後退した。
\トラックは980台となり、前年同月比で82.5%増加した。地元紙『ジアルル・フィナンチャル』では、景気改善に伴い、企業の買い替え需要が回復している証拠と分析している。バスは前年同月比87.9%増の62台だった。
\販売台数の合計は5,441台で、前年同月から24.8%拡大した。
\生産台数は前年同月比5.1%減の2万4,777台。輸出は3.7%、輸入は10%増加した。
\乗用車のブランド別販売台数では仏ルノー子会社のダチアが1,493台でトップ。2位は独フォルクスワーゲン(VW)の490台、3位はチェコ・シュコダの396台だった。
\トラック販売台数を大きさ別でみると、国際運輸で用いられる18トン超が前年同月比127.7%増の107台、3.5トン未満が92.7%増の819台だった。
\景気回復に国内のトラックディーラーの見通しも明るくなっている。独MAN製品の輸入販売を手がけるMHSトラック&バスは、1月の受注台数が200台を超え、2010年通期実績の40%近くに上ったと発表。伊イベコの輸入販売代理店Cefinでは大型トラックの国内販売台数が昨年実績(1,854台)の2倍に上ると見込んでいる。
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