2011/5/11

ポーランド

赤字の製造企業が減少

この記事の要約

ポーランド中央統計局(GUS)が4月28日発表した2010年の企業統計によると、国内で営業する従業員49人以上の製造業企業のうち最終赤字を計上したのは全体の21.6%となり、赤字企業の割合は09年から2.6ポイント減少し […]

ポーランド中央統計局(GUS)が4月28日発表した2010年の企業統計によると、国内で営業する従業員49人以上の製造業企業のうち最終赤字を計上したのは全体の21.6%となり、赤字企業の割合は09年から2.6ポイント減少した。

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赤字企業の割合が高かった業種はたばこ(41.6%)、衣料(34.3%)、金属(33.5%)、繊維(33.2%)だった。たばこ業界は喫煙者の減少に伴い業績が悪化しており、衣料業界は06~07年の好景気時に生産設備や販売店などに過剰な投資を行った影響が出ていると見られる。また、あらゆる業種に共通しているのは、「中国を初めとするアジア諸国からの競争にさらされている」(BZ WBKのエコノミスト、ブヤク氏)ことだという。

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