ポーランドの衣料品・靴メーカーが、国外進出を加速させている。5月25日付けの現地日刊紙『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ(DGP)』によると、今年は各社合わせて250店舗を国外で新規開設する見通しだ。
\「Reserved」、「Cropp」、「House」、「Coccodrillo」などのブランドで知られるアパレル大手LPPは現在、国外に360店舗を展開しており、今年はロシアとウクライナに合計30店舗を開設する計画。「Troll」、「Top Secret」などのブランドを展開するRedanは、ウクライナに17店舗をオープンすると発表している。
\DGP紙によると、進出先はチェコ、スロバキア、ベラルーシなど近隣国が多いが、中東への進出を検討する企業も増加しているという。同紙は、ポーランドから遠く離れた国では商品の「エキゾチックさ」をアピールしやすいため、今後は遠隔地への進出が有利になると見ている。
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