ポーランドの建設市場は今年、前年比11％成長する見通しであることが、市場調査会社PMRがこのほど発表した最新レポートで明らかになった。12年以降は、建設市場の成長を支えてきた道路建設プロジェクトが一段落することから成長ペースは鈍化する見通しだ。
\PMRによると、12年に開催されるサッカー欧州選手権（ユーロ2012）でウクライナとともに共同開催国となっているポーランドでは、大会に向けて道路などのインフラ整備が急ピッチで進んでおり、10年の建設市場は11％と08年以来の高い成長率を達成する見通しだ。12年から13年にかけては、大規模なインフラ整備案件が減少するため成長ペースはいったん減速するものの、13年以降は、エネルギー関連プロジェクトへの投資が活発化し、成長を後押しすると予想している。
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