2011/6/8

ロシア

ルノー・日産連合、ロシアへの投資拡大

この記事の要約

ルノー・日産連合は2015年までにロシアに20億ドル(約1,600億円)を投資し、ルノーが出資するロシア同業アフトワズを合わせた3社の販売台数を昨年比2.3倍の年160万台に引き上げる計画だ。3日付の日本経済新聞がロシア […]

ルノー・日産連合は2015年までにロシアに20億ドル(約1,600億円)を投資し、ルノーが出資するロシア同業アフトワズを合わせた3社の販売台数を昨年比2.3倍の年160万台に引き上げる計画だ。3日付の日本経済新聞がロシア政府の情報として報じた。

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ロシア政府は昨年、外国メーカーの現地生産を促進する目的で、部品輸入に対する関税優遇措置の条件を厳しくする方針を発表した。これによると、今後8年間にわたって優遇措置の適用を受けるには、現地生産台数を3年以内に年30万台へ引き上げなければならない。

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ルノー・日産連合はすでに、この条件に応じる姿勢を表明しており、今回、具体的な投資計画書を政府に提出したという。

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また、ルノー・日産連合のゴーン経営最高責任者(CEO)は3日、ロイター通信に対し、同連合がアフトワズの株式を少なくとも50%取得することを計画していると述べた。ルノーはすでに単独でアフトワズ株の25%を保有しており、残りの25%については、日産が半分以上を取得する方針という。

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ルノーは2008年にアフトワズ株の25%を10億米ドルで取得。昨年11月にはゴーンCEOが、ルノー・日産連合としてアフトワズの経営権を獲得する意向を表明していた。アフトワズには現在、ルノーのほか、投資銀行のトロイカ・ディアローグ、国営産業持ち株会社のロステクノロジーがそれぞれ25%を出資している。

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