中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2011/6/15

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルノーなど4社、ルーマニアでEV充電インフラ整備

この記事の要約

仏自動車大手ルノーは、ルーマニアで電気自動車(EV)の充電インフラの整備に乗り出す。同社は5日、ルーマニア電力大手Electrica、独シュナイダー・エレクトリックとシーメンスとEV向け充電スタンド網の設置を共同で進める […]

仏自動車大手ルノーは、ルーマニアで電気自動車(EV)の充電インフラの整備に乗り出す。同社は5日、ルーマニア電力大手Electrica、独シュナイダー・エレクトリックとシーメンスとEV向け充電スタンド網の設置を共同で進める合意文書に調印したと発表した。

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ルノーは先ごろ、ルーマニアで「フルエンスZE」と「カングーZE」のEV2車種を発売した。販売価格はフルエンスが2万1,000ユーロ、カングーが1万5,000ユーロ。同社は今秋から来年半ばまでにEV4車種を新たに投入すると表明している。

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ルーマニアの首都ブカレストは、欧州連合(EU)が3月に発表した大気汚染がひどい都市ランキングで、域内主要25都市の中で首位となった。政府は先月、大気汚染の主因である自動車の排気ガス削減策の一環として、EVの購入者に代金の20%(上限3,700ユーロ)を補助する制度を導入すると発表している。

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