2011/7/13

ロシア

中国PFTメーカー、カルーガで工場開設

この記事の要約

中国の自動車用プラスチック燃料タンク(PFT)メーカー、YAPP Automative Partsは6日、ロシアのカルーガ州で工場を開設した。総工費は2,000万米ドル。PFTと導管、関連部品を製造する。現地英字紙『モス […]

中国の自動車用プラスチック燃料タンク(PFT)メーカー、YAPP Automative Partsは6日、ロシアのカルーガ州で工場を開設した。総工費は2,000万米ドル。PFTと導管、関連部品を製造する。現地英字紙『モスクワ・タイムズ』が7日報じた。

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同社はすでに、独フォルクスワーゲン(VW)がカルーガ工場で生産するVWブランドやシュコダ「ファビア」、「オクタビア」に製品を供給しており、新工場ではPFTを年25万個製造する計画。需要が増えれば、新生産ラインを増築し、年産能力をさらに20万個引き上げる方針だ。

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YAPPは1988年、国家開発投資公司(SDIC)と中国の大手自動車メーカー、上海汽車集団(SAIC)の合弁会社として揚州に設立された。カルーガ工場は同社初のロシア拠点。Grabtsevo工場団地内にあり、VWやカナダの自動車部品大手マグナが近隣に工場を構えている。

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カルーガ州のアルタモノフ知事によると、中国の福耀ガラス(Fuyao Glass)もGrabtsevo工場団地に工場を建設する予定。自動車用ガラスを製造するという。

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